![]()
| 「電車で移動だ、ドイツへ行くぞ!」 早朝目覚ましに叩き起こされて、寝ぼけ眼でロビーに下りて、チェックアウトです。朝6時前であります。 前の日にコンシェルジェに頼んでタクシーを予約しておいたので、列車の時間には余裕で間に合う筈。うつらが乗る列車は、朝6時59分にプラハを発つのですが、このホテルから駅まではほんの1キロくらいしか離れていないのです。 タクシーは、どうやらホテル専属のものというか、白タク? あ、でもいちおメーターあるから、ハイヤーなのか(^_^;) あっという間に駅に到着、結構人がいます。 でも、これは早すぎた、まだホームに列車が居ない。とりあえず、表示は出てるからいきなりキャンセルってことはないね。外国では、これが怖いからね。 それにしても汚い駅だあ。というか、古いんですよね、全体に。それが、あまり手入れ良くないから、どんどん汚れる。そこに柄の良くない人が集まるから、更に汚く見える。スラム化の典型ですね。 でも、待ち合い付近は、しっかり荷物さえ見張っていれば安全なようです。うちらの乗るべき列車が入線したという表示が出るのを待ってから、ホームへ向かいました。 げげ、ホームに上がるのに階段しかないじゃん。ト、トランクが重い! でも、この駅はポーターが一番危ないらしいと後で聞いたので、自力で上げて正解でした(^_^;) 列車の一番前の一等車、コンパートメントが予約してあった席です。 個室の前に、予約客の乗車駅と降車駅の書いた表がホルダーに入っています。列車はミュンヘン経由のチューリッヒ行き。ちなみにこの国際特急の名前は、アルバート・アインシュタイン号!(私の作品にも登場してますね。アインシュタイン博士、旭日燃ゆ、です。読んでね〜) しげしげと予約票を確認すると、この個室でプラハから乗るのはうちらだけ、他の客はミュンヘンからチューリッヒまでのお客だ。ということは、ミュンヘンまで貸切状態! ラッキーでした。 お弁当にと、前日の夕食のパンをかばんに入れています。飲み物は、7UPの空き瓶に入れた水、ちょっとプアですね(^_^;) となりのブースは、オーストラリア(おお、カンガルーの国!)オーストリア空港で、オーストリアにカンガルーはいないTシャツを買った因縁かな? でも先述のとおり、この時は翌年の旅行がオーストラリアになるなどとは、夢にも思ってなかったのである。 列車は定刻に出発! おお、さすが始発駅。 でも、発車のベルもアナウンスもなし! 乗り遅れたら怖いね〜。 列車は、電気機関車に引かれ、がたごとと進んでいきます。駅を出た列車は、プラハの町を右手に見ながらぐるっと回り込み、モルダウの流れを渡ります。 しばらく走ると、周囲はあっという間に田園風景。のどかな緑、なだらかな丘陵。日本にはない景色。町には古い教会。建物はみんな古いようです。 やがて列車は、山へと入っていきます。でも、日本の山のような峻険ではありません線路の横を川がのんびりと流れていたりします。 朝早い所為でしょうか、この川に実に幻想的な川霧がかかっていました。HPにも、写真が貼り付けてありますね。 このとき感じた印象を、正確に説明するのが難しいのですが、この霧に覆われた川面、その川自体が日本で見る川と違い、自然なままの岸辺を草が覆い、川幅は狭いのに流れはあくまでゆったり、そこに岩山が迫っていたりするから、もうまるでファンタジーの世界そのものなんです。 ああなるほど、こんな景色ならローレライやパンが居ても不思議ではないな、そんな雰囲気です。写真だけでは、きっと判らないでしょうね。 やがて、列車は国境へ差し掛かります。駅で停まると係官が乗ってきたのだが、これがパスポートの表紙を見るだけ。何の検査もなし。そのまま列車は国境を越え、ドイツへと入っていきました。 なんと言う簡単な(^_^;) とにかく、こうしてチェコとはお別れしたのでした。 |
![]() 列車の車窓から見たチェコの川霧 |
![]() 都合によりミュンヘンは写真不足です(^_^;) これは、プラハの町並みでした。 |
「ドイツの町並み、いい天気」 列車が国境を越えると、窓の外の景色がが変わりました。まず目に付くのが、建物が綺麗になったこと。そして、走っている車がドイツ車ばっかりになったこと(^_^;) ところで、チェコは自国で車を生産しているの知ってますか? あの国は昔から重工業が盛んで、第二次世界大戦前には、優秀な工業輸出国でもありました。今でも、多くの兵器を輸出しています。こうした産業の一つに、古くからの自動車メーカーであるスコダ社も含まれているのです。でも、社会主義体制の下で、スコダ社は国際競争の出来るだけの車を作り出せなくなったのでした。現在は、他国のメーカーのノックダウン生産を行ってます。 さて、列車の食堂で昼食とることにしました。しっかりビールも飲んでしまうのは、風土に染まった所為(にしておいてください)。これまで、そのボリュームに圧倒されつづけてきた食事でありましたが、食堂車のメニューは日本の平均的な食事と同じくらいのボリュームでした。おかげで、ぺろりと食べられました(^o^) ニュールンベルグらしき場所で列車はスイッチバック、進行方向が入れ替わりました。後で、もう一回入れ替わります。どうでもいいのですが、どこ走っているのかぜんぜん判らない。ドイツ語の標記を瞬間的に読むのは無理ですよ〜。 これは、英語圏の人間も同じだったようです。隣のオーストラリア人老夫婦も、駅に停まるたびに廊下に出てきょろきょろしてます。 こうした道中が続くうち途中止まった駅で、アメリカ陸軍の一団を発見。あの袖章は、紛れもなく第一歩兵師団! ドイツ駐留軍の中核、ビッグレッドワン!(すいません、ですから軍事は、私の飯の種でもありまして…)日本ではお目にかかる機会のない部隊章なので、感激してしまったのでした。 まあとにかく、列車は定刻どおりに進み、午後一時過ぎにミュンヘンへと無事に到着したのであります。 列車は、何ともあっけなくミュンヘン中央駅に滑り込んだのでした。 長いような短い列車の旅。快適でしたよ。コンパートメント貸切は本当に気持ちがいいです。 ごったがえしたホームを抜けて、駅前でタクシーを拾います。ベンツのEクラスだ。因みプラハで朝に乗ったのは、オペルのベクトラでした。 いやあ、今まで見てきた中で一番近代的な町並みです。 でも、やっぱり路面電車は走っているんですよね。今回の三都市、総て市電が足になってくれました。 ミュンヘンでの宿は、ケンピンスキーホテルです。高級ホテルなんですね。場所は町のど真ん中です。ううむ、うちらみたいのが泊まっていいのだろうか、というくらい豪華です。 ロビーは落ち着いた雰囲気、ホテルマンの物腰も、高級でございますわよって感じですね。(ちょっと冷たいってことか) チェックインして部屋に入ると…ひ、広い! これで、狭いほうの部屋だというから、凄い! おお、果物と水が置いてある。そして、なぜか枕の上にもチョコレートまで置いてある。高級ホテルはサービスがいいのですねぇ。 荷物を置いて、まずホテルから歩いてすぐのレジデンツ博物館に向かうことにしました。ここは、昔の王宮であります。 歩き出して気付いたのですが、どうにも、暑いのです。 プラハが寒いくらいだったので、この気温差はたまりません。あっという間に汗が噴き出します。 博物館の向かう途中のカフェに、ドッグバーという、犬の為のフリーフードが置いてありました。(^_^;)飼い主がお茶している間、ここで待っててね、ということですね。ちなみに、こっちの飼い犬はしつけが本当に行き届いています。綱無しで散歩させても、、ちゃんと主人の言うことを聞きます。 いののしつけは良いけど、人間のほうは(^_^;) この町も結構歩きタバコの人が多いのです、どうも、この近隣は喫煙マナーが悪いようです。煙いったらありゃしない。 博物館の前まで行って、忘れ物に気付きました。一回ホテルに戻り、改めて博物館へ向かいなおし。いやあ、ホテルが近くてよかったよかった。 博物館前の広場では、インラインスケートやスケボーをする若者で一杯でした。 博物館の見学には2コースあるのだが、とりあえず博物館だけを見ることにしました。 こうしてようやく、レジデンツ博物館に入ったのですが…これが実は、とんでもない迷宮であることが判明するのであった……。 どっひゃ〜! |
| 「キンキンキラキラ…」 ミュンヘンは暑うございました。三〇度は越えていたでしょう。 しかし、日本と違って日陰に入れば涼しいので助かります。オーストラリアでも、これに随分助けられますが、大陸性の気候を実感できますね。 とまあ、外は暑かったのですが、博物館の中はひんやりなのです。別に怪しいものが居る…いや、居ないと言い切れない…なんだ、この建物(後で理由がわかりま〜す) さて、今回の旅行ではガイド書に裏切られることしばしば……(^_^;) 今回も、持っていったガイド書に嘘を教えられていたのでありました。 というのはですね、この博物館内に名物とされる賢覧豪華な部屋が二つあって、午前と午後で見られる部屋が違うと書いてあったのですが…両方見られました(^o^) いいほうに裏切ってくれるのは歓迎ですね。 さて、ここの王様、よほど金が好きらしい…。 右を見ても左を見ても金色。とにかく、金、なんでも金、キンキラキ〜ン(T_T) 目が痛い。 でもね、この建物は戦争(第二次世界大戦ですね)で完膚なきまでに破壊されたんですよね。 それを復元したものだから、この金色に深みが無くて、成金趣味っぽく見えるんですよ、どこかにあったな、こんなキャバレー(^_^;) 実は、最初に感じたやな感じは、この戦争にまつわっていたんですね。爆撃でだいぶお亡くなりになってるんですわ、のほほ。 とまあ、それはいいのですが、この博物館、途中で順路が複数に分岐してるんです! こ、こういうの日本語では、迷路というのじゃ! 実際、歩いているうちに何がなんだかどんどん判らなくなります。 えらいことになりました、ものすご〜〜〜い広い建物の中をあっちへ行ったりこっちへ行ったり、行くたびに見たこと無い部屋にでる…、もういい、何を見ても同じに見える。豪華な家具は見飽きたぞ(T_T) し、しかし、いったい出口はどこなんだ〜〜〜!!! ありました…なんか、展示物がすっかりなくなったので、やっと出口か〜、と思ってから普通の建物一個分歩いたら、そこがやっと出口でした…、何も展示のない箇所だけで、普通の博物館分位あったぞ。広すぎるぞ、まじで。 とにかく疲れたのですが、飲み物を仕入れる為ちょっとだけ町に踏み込みました。スーパーにはビールがどっさり。天国だ(T_T) それからホテルに戻ったが、いやもう疲れたのなんの…結局ここでも世話になりました、ルームサービス。 そして、ここで頼んだトマトスープが超美味! 癖になりました。 それと、ビール! これがもう、超特急の美味! なんてもんじゃない。今回の旅行で、一番の当たりのビール発見! だが、この後、思いもかけぬ苦労が、我々を襲う。こ、このビールは幻のビールなのか! 詳細は次のアップを待て!(引っ張るな〜、我ながら) とにかく、意外なる真実がきっと貴方を待っている(そんな大げさじゃないってば〜) ええと、とにかく、詳細は次の項目にて(^_^;) |
![]() メッサーシュミットBf109eとフィーゼラー・シュトルヒですね。 シュトルヒは、ムソリーニ救出作戦に使われたりして有名です。 無論、これはドイツ博物館の屋内収蔵品。 |
ウィーン1 ウィーン2 プラハ1 プラハ2 プラハ3 ミュンヘン2 ミュンヘン3 ウィーン3