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このページは、2000年5月から6月にかけ、ウィーンからプラハ、そしてミュンヘンをめぐった時の旅行記です



ウィーン新王宮


出発〜ウィーン1
「オーストリアの小さな親切に大感謝

 ヨーロッパに旅行に行くことにしたのはいいが、あまりパック旅行に無いようなコースをとりたい。
 そんな希望があって、ウィーンからプラハへ行き、そこから鉄路でミュンヘンに入り、ウィーンに戻って日本へ帰るというほぼ二週間のプランを立て、実践することにしました。
 ホテルもなるべく、味わいのあるものという観点で選び、総てのチケットを手配し、さあ出発と相成りました。
 ウィーン行きの便は、全日空とオーストリア航空のコードシェア便で、週3便。時間が午前中発のみだったので、前日成田に一泊することにしました。
 5月24日早朝、成田のホテルの送迎バスで空港第二ビルに向かったうちらは、のっけから並ぶところを間違えました(^_^;)
 それでも、無事航空券をゲット、しっかりスッチーさんとのお見合い席(エクジットロウですね、以後旅行記にはこの表現が度々出てきます)を確保しました。
 これで足伸ばし放題です。でも、肘掛は上がらないんだよね。
 前夜、日本のビールの飲み収めと刺身の食いだめは済ませていたので、うどんを食べて飛行機に。
 うちらはオーストリア航空のチケットを買っていましたが、乗るのは全日空の機体です。全日空のチケット代の方が高いのに同じ飛行機で同じサービス。コードシェア便のおかげです。
 機内上映の映画は、「アンナと王様」と「アンドリューNDR14」両方平凡な出来です。SFファンとしましては、アシモフが映画になっていると言うことだけで満足してしまいましたが・・・。
 大きな声ではいえませんが、まずい(書く分にはいいのか???)機内食を平らげ、ぼーっと乗っていると予定通りウィーンに到着です。平穏なフライトでした。
 降りてみると、 快晴! 雨男返上か?
 うきうき気分ですんなり入国審査通過です。空港は狭いですね。
 さあ、ここでトラブル一回目発生! 我々はSバーンという国電で町に向かう予定だったので、空港の地下にある駅に行ったのですが、これがどうにも閑散としていて、どうやって切符買ってどっち行きの列車に乗ればいいのか、さっぱりもって判らない!
 ようやく発見した自動券売機の前で首を傾げていると、親切なオーストリア人のお兄さん(30前後だな)が、切符の買い方を教えてくれました。ああ、親切だあ!
 しかも、その後ホームをうろちょろしていると、乗る電車も教えてくれて、同じ電車の同じ車両に乗ってきました。心配だったのかな?
  電車は、ぼろかったですね・・・客もまばら。どうやら殆どの人がバスで市内に行くようです。
 さて、車窓は空港を過ぎると見事なまでの田園に。おお、カレンダーとかでみたあのひょろっとした木々の連なり! ヨーロッパだねえ。途中で、やたら小さい車を大量に乗せた貨物列車が平行になった線路を走ってました。後で、これがMCCスマートだったと知ります。でも、この時はなんか小さい車だな、程度に思っただけでした。
 電車は市内に入っていきます。切符の買い方を教えてくれたお兄さんは、自分が降りる駅の時に君たちは次だからね、と教えてくれた。ありがとう!
 電車が入ったのはウィーンミッテ駅です。手動でドアを開け(こちらの電車は全部手動で開けます)ホームに降ります。ここで地下鉄に乗り換え、フォルクステアーター駅に向かう予定なので、一回外に出て地下鉄を探しました。
 乗り場はすぐに見つかったのですが、またも切符の買い方が判らない!(ちゃんと調べておきましょうね、皆さんは)
 というわけで、駅の上を右往左往しまして、その結果、うちのかみさんが、インフォメーションを発見。すんませんと入り込み、買い方を教わりました。
 ようやくのこと、窓口で切符を買って乗ったのですが、後に普通にSバーンと同じ切符で乗れることが判明。なんてこった〜〜。しかも、共通切符ですから乗り換えもできたのです。ううう・・・まあ、世の中そんなものだ。(ひゅるる〜〜)
 さあ、地下鉄乗って、文字通りあっという間に目的の駅に到着。地下鉄に自転車が乗っている・・・お国柄ですなあ。そう言えば、Sバーンにも乗ってたなあ。地下鉄の駅間はかなり短いです。
 さあ、駅を降りたら、目の前にまあ見事な建物。これが国民劇場。すなわちフォルクステアーターでした。周囲は、古い建物ばっかりです!
 この近くにホテルがあるはずなのだが・・・迷ってしまった。探し当てるのに10分以上かかってしまった。しかも、最初は裏口に出てしまったのである。
 ううむ、土地勘のないところでは苦労します。
 疲れ果てながら、ようやくチェックイン。ウィーンでのお泊りは、K+Kマリアテレジアホテルです。黄色い外装のこじんまりとしたホテル。でも、部屋は豪華でしたよ。広くて、快適そのもの!
 荷物を解いて、まずは一休み。もう夕方です。でも太陽は煌々と照っています。サマータイムなのですね。日没は九時近いことが、後に判明します。
 とりあえず食事するために近くに出かけました。カフェがいっぱいあったが、どこも喫煙者でいっぱい・・・そう言えば、歩きタバコも多いなあ。こういうマナーは悪い場所らしい。
 一軒目、ガイド書に乗っている店に行くが、店員の対応が悪い。禁煙席、ないよそんなもの。と言って、以後無視の態度。むっとしつつ、次の店に移動。
 20歳くらいのウェイトレスさんと、英語で交渉した結果、店内はガラガラで今他に客は一組しか居なくて吸ってないから、たぶん大丈夫かな。でも、絶対に煙が行かないという保証はできないよ、と言われ、それでOKよ。というわけで、席につく。
 この時期、ウィーンの人はみな外の席で食事を取るらしく、何処も店内はがらがらなのでした。
 さて、まずビール・・・う、うまいじゃないの! こくがあって。日本と一味違うね。
 さて、問題のオーストリア料理であります。
 「……ぐげ!」
 塩辛い! こ、これは、東北の味だ!
 でも、素材は美味い。だから、料理も美味い。でも塩辛い……。
 この日から、ず〜〜〜っと、この濃い味付けのお世話になることになるのでありました。仕舞いには慣れたが、ううむ、高血圧にならんのか、この近辺の人間???
 満腹になったうちらは、ホテルに帰ってノックアウト。
 さあいよいよ、明日からはハプスブルグ家を訪ねる旅、怒涛の観光のスタートじゃ! というわけで、就寝したのでありました。

図書館の天井画


これが図書館の中です。

「ウィーン王宮にお神楽の幻影を見た。そのとき純くんの腰には、田の神が宿り、学芸員は恐怖のあまり哄笑した……」

 二日目、ホテルで朝食後(美味かったですよ、パンだけで8種類もありました。ソーセージとハムが絶品。実はこのホテルの料理が穴場だった後に判明します)。ホテルのレセプションで、博物館優待のついた三日間降り放題チケットウィーンカルテ(英語ではビエナカードですね)を買い、早々に町に出ました。
 このウィーンカルテ、お店の割引優待なども付いてお徳です。ウィーンを訪れた際はぜひお求めください。
 徒歩で出かけたうちらは、ぶらぶら王宮に向かいます。ホテルは王宮のすぐ近くなんですよ。
 観光用の無蓋馬車が町を優雅に進んでいます。トラムものんびり走っているし、中世と現代がごちゃごちゃと言う感じです。
 そして、街で何度も見かけたのがスマートでした。
 くぁいい姿に一目ぼれ! 今年になって、日本に正規輸入が始まったときは、かみさんと連れ立ってディーラーに出かけたほどほれ込みました。でも、この車はヨーロッパの町並みにこそよく似合う気がします。
 閑話休題、王宮前広場に到着です。
 広いね! ヒトラーも演説した新王宮の前には、大きな銅像があります。フリードリヒ二世とあと誰でしたっけ???
 とりあえず、宝物館へ入りました。ここは、王宮でも一番古い建物に当たります。中に入って一番驚いたのは、やはり巨大な宝石ですね。あと、遺骨箱! 絢爛豪華な箱に、個人の骨が!
  ううむ、実物は始めて見ました。骨にまで宝石がつけられているのには、ちょっとびっくりです。
 宝物館の展示品はひたすら豪華。マントの刺繍の分厚さに、こんな重いもの着てたのかと感心し、家具の造りに圧倒され、宗教関係に品々に感慨を覚えました。
 その後、今度は王の居室と食器博物館を見ます、二つの建物の間には道路が走っていて、バスも通ります。でも、上は繋がっているんですよ。
 食器・・・すご〜〜い! 特に晩餐会用の飾り台は凄い! これは一見の価値ありです。
 居室では、シシーの愛称で親しまれた后妃エリザベートの使った体操器具が見ものです。
 王宮内の礼拝堂も見ておくといいですよ。豪華ではないのですが、やはり華麗で洗練された装飾が目をひきます。
 この後、新王宮の端にある民族博物館に入りました。
 ここには世界各国の展示品があるのですが、たまたま日本関係の展示を発見しました。能面と一緒に神楽面が飾ってあったのですが、かみさんがお神楽を知らないと言い出しました。
 そこで私は、狐舞いと言うのは、こうやって踊るのだと・・・後ろに学芸員さんが座ってたのに気付かず踊ってしまったのであった。
 笑われてしまいました。しっかり・・・(^_^;)
 まあ、そういうこともあるさ(ふっ)
 この日の昼食はカフェでウィンナシュニッツェルを食しました。美味であります。しっかりビールも飲みます。今回の旅にはヨーロッパのビールを心行くまで堪能すると言う裏テーマがあったのです(^_^;)
 町には、コンサートの客引きが大量におります。でも、演奏のクオリティが期待出来そうにないので、一切無視しました。こうして、とりあえず一日目の観光は終わったのでありました。
 さて、一日目の観光後、疲れたので食事はホテルでルームサービスということにしました。
 するとこれが・・・美味い!
 こ、これは、掘り出し物! というくらいに美味かったです。ビールは、街中のスーパーで買いまくったものを冷蔵庫で冷やしていただきました。買ったのは三種類です。うまいんだな、これも。
 ここのホテルの。ツヴィーベル・ロースト・ブラーテン! ぜひお召し上がりいただきたい。美味保証です!
 この夜、テレビで面白い番組を見ましたが・・・18禁の話題ですね。(^_^;) 良い子はこの後飛ばして読みましょう。
 なんとまま、デブ専の番組で、全裸愛撫シーンつき・・・あ、う〜〜、詳細は直接純くんに聞きましょう(^_^;) 凄いね、あっちのTV番組は。
 こうして二日目の夜も更けたのでありました。

ステファン大聖堂

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